栂池>乗鞍岳2436m>白馬大池>小蓮華山2766m>白馬岳2932m>杓子岳2812m>鑓ケ岳2903m>鑓温泉>猿倉 |
マップ |
8月5日(水) 晴れのち曇り一時雷雨
・安城(3:10)ー豊田南icー<東海環状・中央道・長野道>ー安曇野icー(7:30)栂池ー<ゴンドラ>ー(8:40)栂池自然園
・栂池自然園登山口(9:05)ー(10:25)天狗原ー(11:35)雪渓ー(12:05)乗鞍岳2436mー(12:57)白馬大池・白馬大池山荘(泊)
・歩行時間 3時間52分
栂池 | ゴンドラ | 自然園登山口 | 天狗原 |
天狗原 | 天狗原を見下ろす | 雪渓 | 乗鞍岳山頂 |
白馬大池 | 白馬大池山荘 | 花畑と雪渓 | 夕食風景 |
朝7時半、栂池第二駐車場(無料)に到着。登山届けを出して栂池ゴンドラ〜ロープウェイを乗り継いで栂池自然園に上がる。
9時過ぎに自然園登山口から登り始める。蒸し暑く風も無いので汗が吹き出す。
80分ほどで天狗原に到着。広い湿地で色々な花が咲いてる。珍しい紫色のハイマツの実も見た。
木道を歩き天狗原を過ぎると大きな岩の急登となった。この急坂を登りきると雪渓に出た。
雪渓の冷風が気持ち良い。雪渓を過ぎるとやがて緩やかな登りとなり雷鳥を見ながら乗鞍岳に到着。
小休憩して出発。少し下ると白馬大池が見えた。この頃になると空模様が怪しくパラと雨。念のため雨具の上着を着る。
12:57白馬大池山荘に到着。休憩してると突然の大雨と雷。助かった。この雨も2時間ほどで上がった
雨上がり後、山荘前の花畑を散策。花がいっぱいで百花繚乱だ。やがて大池の上に虹がかかり青空も見えるようになった。
夕食はハンバーグカレーでカレーとライスは御代わりできたが一皿で満腹。
19時過ぎにはフトンに入る。2時過ぎトイレに起き、星空を見ようと外に出てみると月が明るく天の川は良く見えなかった。
8月6日(木) 晴れ 午後は雲多し
・白馬大池山荘(6:00)ー(6:57)船越ノ頭ー(8:08)小蓮華山2766mー(9:10)三国境ー(10:10)白馬岳2932m(11:10ー(11:30)白馬山荘(泊)
・歩行時間 5時間30分
白馬大池山荘前 | 白馬大池を見下ろす | 小蓮華山への稜線 | 小蓮華山頂 |
白馬岳遠望(小蓮華山より) | 白馬岳山頂2932m | 白馬山荘 | |
山荘レストラン | 雷鳥の親子 | 白馬岳(山荘上から) | 杓子岳・鑓ケ岳夕景 |
船越ノ頭に来ると一気に展望が広がった。小蓮華岳への稜線が穏やかに見えたが歩くとキツイ!
小蓮華山の頂上には大きな剣があった。どういう云われだろうか。そして白馬岳が見えた!
三国境までの登りもキツかったが、三国境から白馬岳までは尚キツイ登りだ。
登っては休み休み花を撮りながらまた登る。そしてやがて白馬岳山頂に到着した。
白馬岳には四十数年前に登ってるがその時と同じ大きな方位石盤があった。何故か石版に賽銭?が置いてある。
頂上では雲が湧いて景色は見にくくなったが眼下に大雪渓・白馬山荘が見える。
1時間程山頂を楽しみ白馬山荘に下る。途中コマクサの花が咲いてた
白馬山荘は大きな山荘で宿泊受付して外のテラスで休憩。その後山荘裏に登って見る。
すると5羽の子供を連れた雷鳥親子に逢う。恐れる様子もなく2m程の近距離で餌を啄んでる。
15分ほど雷鳥とお見合いした。そしてもう少し上に上がると白馬岳の良い展望地だった。
雲の切れ間を狙って写真を撮る。明日縦走する杓子岳方面も雲の切れ間からみえるようになった。
夕食後、夕焼けを見ようと外に出ると晴れ間が広がり、剱岳が霞んで見える。
夕日が旭岳に雲を茜色に染めサンセットだ。明日は良い天気になりそうだ。
23時半、トイレに起きたついでに夜空を見上げると、暖かく少しガスってたが天の川が見えた。
8月7日(金) 晴れ
・白馬山荘(5:58)ー(8:01)杓子岳2812m(8:20)ー(9:42)鑓ケ岳2903m(10:20)ー(10:42)鑓温泉分岐ー(11:13)大出原ー(12:55)鑓温泉小屋(泊)
・歩行時間 6時間57分
日の出を見る登山者 | 杓子岳へ出発 | 白馬岳を振り返る | |
遠く穂高・槍・立山・剣 | 立山と剱岳 | 杓子岳頂上2812m | 白馬岳ー小蓮華山 |
杓子岳頂上稜線 | 鑓ケ岳へ | 白馬岳と杓子岳 | 鑓ケ岳頂上2903m |
天狗山荘方面 | 鑓温泉分岐を下る | コマクサ | 大出原 |
クルマユリ | 鑓温泉への道 | 鑓温泉小屋 | 鑓温泉露天風呂 |
景色を楽しんで杓子岳の細い山頂尾根を歩き鑓ケ岳に向かう。
鑓ケ岳には一度大きく下り、叉登り返しだ。
鑓ケ岳の登りもキツイ急登、花を撮りながら休憩、そして登る。
山頂に到着すると大勢の登山者が休憩してた。そして今朝鑓温泉を出発してきた団体さんも到着。
賑やかな山頂となった。この頃になると雲も出てきて白馬岳も見え隠れ。何とか写真を撮る。
休憩後鑓ケ岳山頂を後にして下山を始める。
鑓温泉への分岐を過ぎるとザレた急な下りの登山道となった。
道脇にコマクサの花が沢山咲いていた。
そして分岐から30分弱で大出原に到着。花畑が広がってしばし休憩。この頃になると暑くてバテバテになってきた。
尚も下っていくと鎖場注意の標識。ストックは必ずザックに収容するように書かれている。
最近滑落事故があったようだ。鎖場の岩は大変滑りやすく、ストックを持っていては危険な場所だった。
出発して7時間弱、12:55やっと鑓温泉に到着。大勢の登山者で賑やかだ。
宿泊手続きしてすぐに温泉に入浴する。雑誌・テレビで見たとおりの開放感タップリの温泉だ。
日焼けした腕と首周りがピリピリして痛い。下の谷を見ながら浸かる温泉は最高!
寝るまでに3回入った。露天風呂の下にはテン場があり、その横に足湯もあったのでここにも入る。
夕食まで時間があったので東京から来たというソロの女性としばらく談話して過ごしたが、
この女性、ヒマラヤのマナスルを登ったというスーパークライマーで驚いた。
今日は大勢の登山者のようで食事は4回に分かれて食べ、寝床は4畳に6人で気持ち良く寝られた。
露天風呂、20:00ー21:00は女性専用でした。
8月8日(土) 晴れ
・鑓温泉小屋(6:15)ー(6:25)第1雪渓ー(6:42)第2雪渓ー(7:09)第3雪渓ー(8:34)小日向のコルー(8:40)三山展望地ー(10:37)猿倉荘
・歩行時間 4時間22分
・猿倉荘ー<タクシー・バス>ー栂池駐車場ー安曇野ic-<長野道・中央道・東海環状)ー豊田南icー自宅
鑓温泉小屋 | 第1雪渓 | 細い登山道 | 第2雪渓 |
第3雪渓 | ツアー団体 | 鑓温泉の見納め | |
湿地に水芭蕉 | 三山展望地 | 白馬岳を見上げながら | |
林道に出る | 猿倉荘 | 猿倉駐車場 | 白馬駅 |
三山展望地から |
小日向のコルには2時間20分で到着。そして下りとなり直ぐに三山展望の場所に到着した。
天気良く白馬岳、杓子岳、鑓ケ岳、そして小蓮華山が一望で写真をパシャパシャ!
ここを過ぎると本格的な下り道、途中の沢で水を補給して樹林帯となった。
陽射しが暑かったので樹林の日陰がありがたい。ヤマアジサイも多く咲きアジサイロードだ。
樹木にやがて大きなブナの木が交じるようになりそして沢水の音が聞こえてきて林道に出た。
猿倉から白馬尻に行く道で、大雪渓を見に行く観光客も多く歩いてる。
林道から分かれてまた猿倉への登山道に入り、しばらくして猿倉荘の屋根が見えて到着。
鑓温泉から4時間22分の暑くてバテバテの下山でした。
コーラを飲んで休憩。バスは12:25発のようで時間がある。隣にいた大学生3人のパーティーに声を掛け
そしてもう一人にも声を掛けて5人でタクシー乗合で白馬駅まで行く。
白馬駅に着くと直ぐに栂池バスがあり、ゆっくり食事する間も無く栂池へ。
そして予定より早く栂池の駐車場まで戻ってくることができた。
帰りは渋滞もなく来た道を走り無事帰宅した。
参考(費用・料金・他)
・栂池ゴンドラ・ロープウェイ 片道1920円
・山荘宿泊 1泊2食9500円 × 3泊
・携帯電池充電 白馬大池山荘:100円 白馬山荘200円
・缶ビール 350cc:600円 500cc:800円 コーラジュース:400円
・猿倉ー白馬駅タクシー5人乗合い 4000円(負担1000円)
・白馬駅ー栂池バス 650円
・ソフトバンクの携帯、鑓温泉では通話できました。