折立>雲の平>祖父岳>水晶岳>ワリモ岳>鷲羽岳>三俣蓮華岳>双六岳>新穂高温泉 |
5時35分富山駅からバスで折立に向かう。乗客は10名程。小雨が降っていて少し心配。
7時35分折立登山口に到着。雲の上に出て晴れている。
登山口の水場は生水飲料不適との表示。自動販売機でペット2本を購入する。
登り始めは森林の中の登り、蒸し暑く汗が出る。
1時間半で森林を抜け三角点1870mに到着。展望が開ける。
ここからは青空の山歩で陽が暑い。
遠く立山・剱岳が見える。薬師岳が段々大きくなってきて12:05太郎平小屋に到着した。
宿泊手続きして休憩後、小屋裏の太郎山2373mに登ると雲の平が一望できた。
宿泊客は多くなく、布団1枚で一人寝られた。食事も良い。
夕食後、夕焼けを見に散歩。綺麗な夕焼けが見られた。
富山駅 | 折立登山口 | |||
三角点1870m | 立山・剱岳 | 薬師岳 | 前方・太郎兵衛平 | |
太郎平小屋 | 小屋前広場 | 太郎山山頂2373m | ||
夕食 | 寝室 |
★9月09日(水)晴れ
・太郎平小屋(05:35)ー(08:00)カベッケが原ー(08:15)薬師沢小屋−(10:50)アラスカ庭園−(11:25)奥日本庭園−(11:50)アルプス庭園−(13:30)雲の平山荘(泊)
・行動 9時間25分
今日は、薬師沢小屋を通り、雲の平への急登し、アラスカ庭園>奥日本庭園>アルプス庭園をめぐって雲の平山荘を目指す。
朝弁当にして太郎平小屋を出発。今日も快晴だ。
黒部五郎への分岐を左に薬師沢小屋を目指す。
1時間程、急坂を下ると第一徒渉点の沢に出る。ここからなだらかな木道歩きとなった。
木道を歩いているとキィキィと声が。オコジョの家族に遭遇した。
8時カベッケが原に到着。ここを過ぎると急坂を下って薬師沢小屋に到着した。
薬師沢小屋は谷間の小屋だ。水が冷たく美味い。
小休憩後、吊り橋を渡って、いよいよ雲の平への急登にかかる。
森林の中、大きな岩がゴロゴロの山道だ。汗をカキカキ2時間弱で登りきる。
急登が終わると上が開け青空が見られるようになった。
ここから木道となりしばらく歩くとアラスカ庭園に到着。
景色を楽しみたいが無風で木陰が無く暑い。先を急ぐ。
本当に、日本庭園のような雲の平を歩き、奥日本庭園を過ぎ、少し下ると山荘方面とアルプス庭園の分岐に到着。
時間も早いので先にアルプス庭園に行くことにする。
15分ほど登るとアルプス庭園に到着。雲の平が一望しながら昼食とした。
食事休憩を楽しんだ後、山荘に向かうが途中雷鳥に逢う。写真をパシャ☆彡
お花畑の中を歩いて雲の平山荘に到着。雲の平山荘は新築されたばかりでとても綺麗だ。
二階テラスもあり絶好のロケーションだ。
小休憩後、キャンプ場まで水を汲みに行く。水場まで片道20分だ。
キャンプ場にはテントが15張り程度あった。水は豊富でとても冷たい。頭から被ってスッキり!!
夕食は石狩鍋、みんなでつついて食べたが美味しかった。
9時消灯、外に出て夜空を見上げると満天の星空が広がった。
天の川が流れ、星が降り注いだ。
左:薬師沢 | ||||
第一徒渉点 | カベッケ原 | 薬師沢小屋 | 雲の平への登り | |
急登 | アラスカ庭園 | 奥日本庭園 | ||
前方に雲の平山荘 | アルプス庭園 | 雷鳥 | 水晶岳 | |
雲の平山荘 | 受付 | 食堂 | 祖父岳とキャンプ場 | |
キャンヒプ場水場 | 夕食の石狩鍋 | 寝室 | 夕焼け |
★8月10日(金)晴れ
・雲の平山荘(05:00)ー(06:35)祖父岳2825mー(08:00)ワリモ北分岐−(09:20)水晶岳2978mーワリモ北分岐ー(11:25)ワリモ岳2888mー(12:30)鷲羽岳2924mー(14:10)三俣山荘(泊)
・行動 9時間10分
今日は、祖父岳からワリモ分岐に向かい、水晶岳を往復し、ワリモ岳・鷲羽岳を歩いて三俣山荘に泊まる
朝4時半起床。今日も朝食は弁当にして5時出発する。
そんなに寒さは感じなかったが、霜が降りていて木道が滑る。野草の葉も白い霜で綺麗だ。
祖父岳分岐を祖父岳に向かって歩く。ここで雪渓を横切る。
しばらく登ると祖父岳山頂2825mに到着。雲の平の展望台だ。
黒部五郎岳のカールが大きい。北に目を向けるとこれから向かう水晶岳が美しい。
祖父岳から少し下り尾根を歩いて岩苔乗越に到着、ここから少し登るとワリモ北分岐だ。
ワリモ北分岐から尾根道を歩いて水晶小屋に向かう。
燕岳〜大天井〜槍ヶ岳の表銀座コースが一望だ。
お花を見ながら少し登ると水晶小屋の赤い屋根の上に着く。
ここで、ザックを置いて、サブザックに水・おやつを詰めて水晶岳に向かう。
水晶岳下から急な岩場となりそれをよじ登ると水晶岳山頂2978mに到着。
山頂は、岩がゴロゴロして狭い。360度の展望で立山・燕・槍・黒部五郎・雲の平・薬師岳などなど素晴らしい展望だ。
20分程景色を楽しみ、水晶小屋に下りて朝食の弁当を食べる。
目の前には裏銀座コース・野口五郎岳方面の景色が広がる。
ワリモ北分岐まで戻りワリモ岳へ向かう。
ワリモ岳山頂2888mは、登山道脇に標識があった。岩の上には登らず鷲羽岳に向かう。
鷲羽岳には一度大きく下り、登り返す。
汗をかきながら40分程登ると鷲羽岳山頂2924mに到着。広い山頂だ。
昨年歩いた槍ヶ岳と西鎌尾根が一望できる。
下に目を向ければ黒部川源流域も見える。
鷲羽岳で景色を楽しんで三俣山荘に下る。キツい急坂だ。
落石を起こさないようにしんちょうに下る。
下ってハイマツの道を通ると今夜の宿、三俣山荘に到着した。
ここはさすがに賑わってるが、まだ余裕があり一人1枚の布団で寝られた。
夕食はハンバーグ。デジカメの充電は30分100円。
早朝の雲の平 | 霜で白くなってる | 水晶岳 | 祖父岳分岐 | |
雪渓を横切る | 祖父岳山頂2825m | 黒部五郎岳(後) | ワリモ分岐方面 | 岩苔乗越から水晶岳 |
ワリモ北分岐 | 水晶岳 | 水晶小屋 | 水晶岳へ | 水晶岳山頂2978m |
水晶岳山頂 | 水晶小屋 | ワリモ岳頂上標識 | 鷲羽岳 | 鷲羽岳山頂2924mm |
鷲羽岳山頂 | 三俣山荘への下り | 三俣山荘 | 鷲羽岳 | 夕暮れの槍ヶ岳 |
受付前 | 談話室 | 寝室ベット |
★8月11日(土)曇り
・三俣山荘(05:05)−(06:05)三俣蓮華岳ー(07:25)双六岳−(08:35)双六山荘−(10:20)鏡平山荘−(13:05)わさび平小屋−(14:00)新穂高温泉
・行動 8時間55分
今日は、三俣蓮華岳から双六岳に縦走し、双六小屋>鏡平山荘>新穂高温泉に下り、高山経由で帰宅する。
今日は、曇り。支度して小屋の外に出るとガスが掛かり山は見えない。
5時過ぎ、山荘を出発。ガスの中キャンプ場を通って三俣蓮華岳の分岐に到着。
雨はまだ大丈夫そうだったので三俣蓮華岳に登り、双六岳まで縦走することにする。
急な道を20分程登って、三俣蓮華岳山頂2841mに到着。ガスで真っ白、景色は見られない。
写真を撮って双六岳へ向かう。登山道の山野草が目を楽しませてくれる。
ガスで展望がきかないせいか双六岳分岐まで3人の対向者とすれ違ったのみであった。
分岐を過ぎ双六岳への登りになると上空が明るくなった。
7:25双六岳山頂2860mに到着。相変わらずガスで山の景色は見られない。
15分ほどで山頂を後にし双六小屋へ向かう。すると一瞬、槍の穂先が雲の中に現れた。
下り道になると雲が取れてきてに景色が見られるようになり、鷲羽岳が望めた。
また途中で雷鳥にも会えたので写真を撮る。
8:35双六小屋に到着。小休憩後、鏡平山荘へ向かう。
弓折乗越前から槍ー穂高の素晴らしい景色が広がった。
お花畑ではシナノキンバイ・ハクサンイチゲが咲き誇り綺麗だ。
10:20 鏡平山荘に到着。鏡池で槍ー穂高の池に映る姿を見たかったがこの時間ではガスに隠れて見られなかった。
ここで昼食休憩をとる。
林の中の道を下り、林を抜けるとシシウドケ原に到着。パラパラ雨が降りだしたのでザックカバーを着ける。
この後、新穂高温泉で15時前のバスに乗るため下山を急ぐ。
秩父沢>わさび平>を通過し、14:00新穂高登山口に無事下山
ここでホテルの風呂に入り汗を流し着替え。500円
14:55分発のバスに乗って高山駅へ。高山発16;44分のJRワイドビュー特急に乗って名古屋へ
21:00無事帰宅した。
薬師岳 |
太郎山から太郎平小屋と薬師岳 |
アルプス庭園から水晶岳 |
ワリモ北分岐より水晶岳 |
黒部五郎岳ー祖父岳 |
水晶岳山頂から雲の平 | ||||||
水晶岳山頂から鷲羽岳 | ||||
鷲羽岳山頂から | ||
弓折岳分岐近くより |