赤岳(2899m)・横岳(2829m)・硫黄岳(2760m)(長野県・南八ヶ岳)
・長野県・南八ヶ岳
・2009年 9月13日(日)晴れ ・ 14日(月)晴れ
・メンバー 二人(佳っチャン)
・行程
9/13 [移動] 安城自宅(04:10)⇒豊田南IC⇒(東海環状・中央)⇒南諏訪IC⇒美濃戸駐車場(08:00)
登山口(08:20)〜北沢〜(10:20)赤岳鉱泉〜(11:15)行者小屋〜地蔵尾根〜(12:35)赤岳展望荘〜
〜(13:45)赤岳・2899m〜赤岳頂上小屋(泊)
9/14 赤岳頂上小屋(07:20)〜(08:10)赤岳展望荘〜(09:35)横岳・2829m〜(10:20)硫黄岳山荘〜
〜(11:00)硫黄岳・2760m〜赤岩ノ頭〜(13:00)赤岳鉱泉〜北沢〜(15:35)美濃戸駐車場
[移動] 美濃戸駐車場(15:45)〜往路を帰る〜(20:05)安城自宅
★美濃戸登山口〜赤岳鉱泉
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美濃戸・赤岳山荘 |
赤岳山荘駐車場 |
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美濃戸山荘 |
北沢林道 |
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北沢登山道 |
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赤岳鉱泉 |
八ヶ岳は南アルプス・中央アルプス・北アルプスの山に登ると富士山とともに目に入ってくる山で
前から一度登ってみたい山でした。
昨年、北横岳から見た天狗岳は急登を思わせる山容でキツいかなとも思ってました。
12日土曜日は前線が通り天気が悪いとの予報で13日出発にしました。
今回は佳っチャンと二人です。
南諏訪インターを降り美濃戸に向かいます。美濃戸口を過ぎるとデコボコ山道になり乗用車では
少しキツかったです。美濃戸の赤岳山荘駐車場はほぼ満車状態でした。登山口前道横に駐車。2日間で2000円でした。
少し歩くと南沢と北沢の分岐になります。インターネットで事前に調べたところ南沢は7月の雨で道が荒れてる?
ような書込みがあり、昨日も雨でしたので北沢を歩くことにした。
北沢の最初1時間はジャリの敷かれた歩きやすい林道です。林道が終わると川沿いの山道になりましたが
歩きやすかった。トリカブトの花が目に付く山道です。
2時間で赤岳鉱泉に到着。小休止し行者小屋に向かう。尾根上の赤岳展望荘が見えます。
★赤岳鉱泉〜行者小屋〜地蔵尾根〜赤岳展望荘
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中山乗越 |
行者小屋 |
地蔵尾根 |
地蔵尾根 |
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地蔵尾根 |
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富士遠望 |
赤岳方面 |
赤岳展望荘 |
赤岳鉱泉から中山乗越まで少し登りしばらく歩くと行者小屋に到着。ここから地蔵尾根に登りました。
地蔵尾根は思いのほか急登で梯子・鎖が続きます。下りには使いたくない登山道です。
高度を稼ぐに従い景色が広がり気持ちの良い汗を掻きます。
尾根に出るとそこには地蔵様が鎮座。尾根上から富士山が見られました。今回は富士の夕景を見るのが
一つの楽しみです。赤岳展望荘にて富士を見ながら昼食休憩。天気はいいし、良い楽しい縦走が楽しめそうです。
★赤岳山頂・赤岳頂上小屋
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赤岳山頂 |
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赤岳頂上小屋 |
夕食 |
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食堂 |
夕焼け |
朝食 |
山荘内 |
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赤岳頂上への登りは結構急坂でした。ハイマツの上を飛ぶイワツバメとホシカラスを見、一登りすると赤岳頂上小屋です。
小屋から1分で赤岳山頂。残念ながら雲で富士山は見られません。
1時間ほど山頂景色を楽しんで今日の泊まり赤岳頂上小屋に
入りました。1泊2食で8500円。食堂兼談話室は大きなガラス窓で天気が良ければ富士山見ながらビールを飲んで横寝出来そう
だ。今日の宿泊客は30人弱。ゆっくり出来そうです。
夕食は普通。美味しくいただけました。
夕食後、夕焼けを撮影に外にでましたが、雲で真っ白です。今日は残念かとあきらめかけた時、突然雲が取れ、日没直後の
夕焼けを見ることができました。5分早く雲が取れていれば・・・・・。
御嶽山が夕焼け雲に浮かびます。諏訪の町の明かりがとても綺麗でした。空には天の川が広がります。
夜中トイレに起き外に出ると真っ白。楽しみだった夜空は見れませんでした。
朝4時半起床。外に出るとガスで真っ白です。日の出は見れませんでした。
5時半から朝食。外は相変わらず真っ白で・・。しょうがないので7時まで寝ます。
★赤岳山頂からの風景
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富士山 |
南アルプス |
中央アルプス |
御岳、乗鞍 |
北アルプス |
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赤岳頂上山荘 |
横岳、硫黄岳、天狗岳 |
7時近くなってようやくガスが取れ素晴らしい景色が広がりました。
南アルプスの1000仙丈岳・甲斐駒ケ岳・北岳。中央アルプス。
御嶽山、乗鞍岳。北アルプスの穂高ー槍ヶ岳。等々が一望です。
感激!!!!!。先日登った立山、剣岳は分かりません(見えない?)でした。
小屋の前で小さな動物が・・。オコジョです。初めて見ました。おもってたより小さく可愛い。
★赤岳〜横岳〜硫黄岳
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横岳(2829m) |
コマクサ |
硫黄岳山荘と硫黄岳 |
赤岳 |
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硫黄岳(2760m) |
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硫黄岳爆裂火口 |
天狗岳 |
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山頂で1時間ほど景色を楽しんで横岳ー硫黄岳への縦走です。
横岳へは岩場の登り下りでなかなかスリリングな道です。
横岳を過ぎるとなだらかな道となりコマクサの群生地を通り抜け、硫黄岳山荘に下ります。
この頃になると雲が涌いてきて遠望はきかなくなりました。
硫黄岳山荘は昭和時代に浩宮殿下が宿泊されてるようです。
硫黄岳山荘から硫黄岳へはなだらかなガレ石の登りです。大きなケルンの脇を8個、9個と過ぎると広い硫黄岳
山頂に到着。
硫黄岳の北東側には爆裂火口が大きな口を広げてました。雲で景色は見れませんでしたが時々雲の切れ目から
天狗岳ー蓼科山が見れました。赤岳ー阿弥陀岳は雲に隠れてます。
★硫黄岳〜赤岩ノ頭〜赤岳鉱泉〜北沢〜美濃戸駐車場
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赤岩ノ頭への下り |
横岳ー赤岳 |
赤岩ノ頭 |
赤岳ー阿弥陀岳 |
下山道 |
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カモシカ |
大同心 |
赤岳 |
赤岳鉱泉より |
赤岳鉱泉より |
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ミズゴケ群生 |
下山道より |
南沢分岐点 |
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硫黄岳から少し下ると赤岩の頭です。ここから下はシラビソ?の林の中の登山道となります。
この頃は赤岳の雲も取れ、木々の間から景色が楽しめます。横岳直下の大同心という独特の岩も良い。
下っていると前方に何やら黒い動物が・・!。熊?かと思ったが足が少し細長い。良く観察すると
カモシカの子供でした。ホット一安心。
赤岳鉱泉に13:00到着。昼食休憩。ここは1000円で鉱泉に入れるそうだ。
縦走した尾根がよく見える。ここから昨日の北沢を沼津からの二人連れと下る。
途中ミズゴケの綺麗な湿地があったが登山道脇はコケが大変美しく、気持ちよい歩きでした。
15時半無事駐車場に到着。もみの湯に寄ろうかとしたが分からず諏訪SAの温泉(575円)によりました。
途中、恵那SAで休憩食事後20時過ぎ無事帰宅。
楽しみでした富士山の夕焼け・朝焼けは見れませんでしたが八ヶ岳の自然を十分に楽しめた山行でした。
次は百名山の蓼科山に登ってみたいと思ってます。
★景色(パノラマ)